4D SurfSpec™ 塗装プロセス3Dプロファイラ

4D SurfSpec™は、今までの表面性状測定の常識を覆し、現場のあらゆる環境に対応することができる測定機です。
特に自動車の塗装面や鋼板を現場でどのような姿勢でも想定可能です。

特徴

◆ 塗装関係全ての人に定量化された表面情報を提供可能

◆ 大型部品の表面性状を非接触で定量化

◆ 振動の影響を受けづらく、大型部品でも現場での測定が可能

◆ あらゆる材料とコーティングプロセスの段階を測定

◆ ナノメートルの精度で、高速3D表面測定による表面状態の定量化

◆ 真空吸着して測定、ロボットを介して測定が可能

アプリケーション

◆ 塗装プロセス全体を通して品質保証が可能

◆ 未加工の鋼板、Eコート、塗装された表面を測定可能

◆ ガラスやプラスティック材料も測定可能

◆ 測定器の姿勢を問わないため、大型部品を直接測定可能

鋼板からクリアコートまで

4D SurfSpecは、塗装プロセスを「特徴的な識別情報を取得する」ことができ、各工程における表面テクスチャと最終的な塗装品質との相関関係を調べることができます。
下記技術資料では、特徴的な識別情報の取得が品質向上に役立ち、廃棄物や再作業にかかるコストを劇的に削減する方法について説明しています。

Surfspec技術資料（1MB）

装置仕様

基本仕様	測定可能な素材	金属、電解塗装面、塗装面
	測定可能な姿勢	垂直、水平、傾斜、曲面
	視野角	16mm×16mm
	スキャンレンジ	最大10mm(連続した表面)
	横方向分解能	15µm
	垂直方向分解能	＜ 15nm
	測定レンジ	1nmから2µmまでのRMS粗さ面
	データポイント	140万ポイント/測定面
	測定時間	＜ 30秒
	装置設置方法	真空吸着により、部品に吸着して測定が可能。ハンドヘルド又はロボットを介して測定
データ処理	PC及びOS	高性能PC/Windows OS 64ビット
	解析ソフトウェア	MountainsMap® または Bondify 3D
	形状除去	必要に応じて形状を除去
電機/機械	装置サイズ	W153mm×D165mm×H201mm
	重さ	3kg（本体のみ）
	システムのケーブル接続	電源とデータ通信用の単一イーサネットケーブル
	センサー	1,200×1,200ピクセル、12ビットCMOSカメラ
	動作温度	10～26℃
	動作湿度	最大100％（結露無きこと）